すこしエロい本を書店で買う時の、書店員は意識してるか問題。
最近、エロ本ではなくすこしエロい本(ToLOVEるやちょっと前だといちご100%とか)を買うときに、書店員絶対馬鹿にしてんだろとか、そんなの買う俺に失望してんじゃないかとか考えてる人が多いようで、そういった書き込みをみていやぁ、それはなぁと思っていた。
自分もバイトながらも書店員を経験していたことがあり、もちろんのごとくレジの経験もあるのだが。
少ないながらの書店員経験から考えても、はっきり言ってそういったエロ系の本を買う人はそんなに意識していない。
自分のバイトしていた書店は、町中やビルの中にある書店などではなく、駅構内に有る書店で、長距離を走る電車が通る駅だったために見せに来るお客の多くは大体が会社員だった。
規模的にはそこまで大きくないながらも、雑誌、漫画、BL、ラノベ、小説、ビジネス書、実用書、幼児向けの本などが数多く揃っていた、まぁ、漫画の取り扱いがそこそこ多く、中年の方に『漫画多くないか』と苦情を言われたりもしていたが。
駅構内の書店ということでなのでというのかはよくは知らないが、基本的に直球のエロ本はうちの書店は取り扱っていなかった。
しかし、本屋においてある本というのには直球はなくても変化球のエロ本は数多くおいてある、官能小説やエロい漫画、どぎついBLなども。
売上のベストなどは基本的にベストセラーだったが、コンスタントに売れていっていたのはマンガや、ファッション誌に官能小説、BLだった。(余談になるがあんまり買っていく人が少ないのも多く有る、とくにその筆頭が幼児向けの本であった。大体において育児書のコーナーはマナーのなっていない母親が託児所がわりにとりあっかって、去っていく頃にはおいてあった本がぐちゃぐちゃなどよくあった、そんなぐちゃぐちゃな本売れないよな)
ここで先程の話に戻る、エッチな内容の本を買うときに書店員は意識してるかどうか問題である。
まぁ、上で書店員は意識していないともう書いてしまったが、も少し詳しく書く。
レジに居る私、お客がレジにやって来る。買い求める本を渡してくる『えっちぃ本だ』レジを通す、お客に本を渡す。『ありがとうごさいました〜、またお越しくださいませ〜』
この時に書店員が考えていることは『その手の本だ』と思うことはあっても、一回レジを通したあと2、3人レジを通せばなんの本を買っていったか、その人がどんな人であったかなんかは覚えていない。
一流のホテルマンならいざしらず、アルバイト店員がお客の顔や趣味嗜好なんかを詳しく覚えてなぞいない、覚える義務なんかもないし。
一般的にチェーン店の書店とかで買うときはよほどとっぴな行動を取らない限り、書店員の記憶に残ることなんて皆無であろう。
『知ってるよ!そんなこと言われなくても!』
と突っ込まれそうなふつうのコトをこんな長々と書いてしまったが、別にそういった本を買うのはそんなに意識しないでも大丈夫!中学生とかはすんごいドキドキするけどな!でも買おうか買わないか迷って店内うろついてるとマークされるから気をつけなよ!
またまた余談になるが、買うのが恥ずかしい本などを買い求めるときに、書店員がバーコードをスキャンしたあとに、カバーや袋に入れるために一旦その場に置くときにわざわざ恥ずかしい面を向けて目立つように置く場合があるが、あれははっきり言ってわざとやっている人も多い。自分の周りにそういった人もいた。
書店員はそういった本を買う人に動揺などしないが、そういった辱めをやってくる人もいる、いやはや、バイトとはげに恐ろしい人種である。